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山中青果店

時代に負けない
八百屋さん。


 
 
 
藤原くだもの店
〒620-0047
京都府福知山市アオイ通り3丁目
TEL0773-22-2337
FAX0773-23-1074
fujiwara-kudamonoten


 
 
「バナナの加工業」とちょっと耳慣れないお仕事を営まれているのは、福知山アオイ通りのほぼ中央南側に小売店を構える藤原くだもの店。
 
先代のご主人がその技術を神戸で習得され、昭和39年に開業されました。
 
現在、バナナの加工業及び卸を中心に、フルーツ全般の小売店も経営されています。
 
バナナの加工業とは、まだ青いバナナを外国から仕入れ産地別や品種別にバナチレンというバナナ専用熟成ガスを使って「室」と呼ばれる地下の倉庫で熟成させて、深い味わいのバナナを作り出す仕事の事で、営業には認定証が必要となります。

堂々とした風格と気品があります

元気いっぱいの奥様


バナナ成熟加工場登録証


なんと床下に「室」が


特殊ガスで寝かせます。


ここが、おいしさの分かれ目


ここから旅立ちます。


温度調節、ガス調節の計器類






 
バナナは普通に置いておくだけでは、美味しくならないのです。

  
かつては、バナナは高級品であり、誰もがあこがれの南国の果物でありました。しかし、近年その価格は驚くほどに下がり、信じられない値段でスーパーなどで見かけるようになりました。
 
テレビなどの特集や、健康ブームのなかで完全栄養食品として一時的に注目を集めるもののバナナの地位は依然下がったままになっています。
 
藤原くだもの店の店先に置いてあるバナナにふと目をやると、普通の値段のバナナと、一房850円と表示されているバナナが陳列されていました。一方はスーパーに陳列されているバナナとは明らかに高い。
どういうことなのか、理由を聞いてみました。
 
美味しいバナナを、食べたいというお客様が今でもいらっしゃって、バナナの中でも最高の品種で、また加工方法なのだそうです。
 
やっぱりここにもいました。本当に贅沢な人。たかが数百円の違いなのですが、そのお金を支払って美味しい物を求める人がやはりいるのです。
 
多くのの種類の物が、安く簡単に手に入れる事が出来るようになった今日ですが、どこかで勘違いをしてしまっているのかもしれません。昔は誰も、本当においしいバナナを適正なお金を支払って食べていたのかもしれません。
 
「藤原くだもの店のバナナはおいしい」と誰もが口をそろえて声にします。その評判は再び広く知られるようになり、「自然王国」や「エクアドル産」「フィリピン産」季節によっては「台湾産」が好評で、特別な物として贈り物にも喜ばれています。
 
商売をされる中で「おいしかったと喜んで頂けることが一番うれしい」と昭和50年に嫁いでからこの家業に入った奥様。お客様の立場になって、物を提供したいとおっしゃいます。
 
ここにも、「本物を売る人」と「本物を買う人」の関係が存在し、その基本は「物を大切に思う気持ち」「人を大切に思う気持ち」にあるように思います。
 
バナナ以外にも、様々なフルーツを提供されていますが、やはりバナナと同じ考え方で、ひとつひとつ大切に扱っていらっしゃいます。
 
家族総出で、一生懸命お店を営まれている「藤原くだもの店」さん。ここでもこれからの時代に必要な大切なものを見たような気がしました。
 
今日はお盆前ということもあり、大変な忙しさにも関わらず、丁寧に取材に応じて頂きありがとうございました。

バナナ熟成加工場
藤原くだもの店


バナナ成熟加工場登録店
贈り物にひと味違う藤原の果物をどうぞ。

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